合弁会社や出資先グループ企業の、今後の事業の方向性を検討(グループ全体とのシナジー効果等を含む)する際の判断材料として、ビジネスDD報告書にまとめていただいた内容が大変参考になりました。
会社名 | 業種 | 依頼目的 |
(株)エヌ・シー・エヌ | 住宅関連業 | 出資先企業の事業の方向性に関する検討 |
会社概要
当社グループは、「日本に安心・安全な木構造を普及させる。」「日本に資産価値のある住宅を提供する仕組みをつくる。」ことを目標に、木造建築の耐震性を確保するための高度な構造計算を事業化し、構造計算された耐震性の高い木造建築を実現するための当社独自の建築システムである「SE構法」を、工務店を中心としたSE構法登録施工店ネットワークを通じて提供しています。
ユナイテッドベンチャーズへビジネスDDを依頼した経緯や理由
当社がこれまでに出資した案件において、ビジネスDDについては社内で内製しておりました。しかし、出資先グループ企業の事業について、今後の方向性(当社グループ全体とのシナジー効果等を含む)を検討する際の判断材料や、それらを調査・分析するための社内リソースが乏しいことがグループ全体の課題となっていました。
そういった課題解決のために外部の専門家の力を借りてみようという方針になり、以前よりご縁があったビジネスDDを専業として行われているユナイテッドベンチャーズ様に、ビジネスDDを依頼することになりました。
ビジネスDDの実施効果について
実際のビジネスDDでは、主に国内および海外市場の状況や今後の見通し、また競合の調査・分析をしていただき、それらを踏まえた上で、客観的な目線から対象会社の今後の方向性についてビジネスDD報告書にまとめていただきました。
取締役会での報告資料としてビジネスDD報告書を活用したのですが、調査・分析いただいた内容を資料に分かりやすくまとめていただいたため、初見の他の役員への説明もスムーズにいき、有意義な議論の場を設けることができました。また当社が認識不足であった情報にも触れていただいたことにより、今後の方向性について検討していく際にも大変参考となりました。
今回の案件を通じて、外部の専門家によるビジネスDDの必要性や有益性を強く感じました。当社は今後M&Aも視野にいれており、その際には是非またユナイテッドベンチャーズ様へビジネスDDを依頼しようと思っております。